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デハ150形紹介
製造初年 | 昭和39年 |
最大在籍車両数 4両(デハ151〜154号車)
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製造所 | 東急車輛 |
初入籍日 |
昭和39年4月22日
(151・152号車) |
運行最終日 |
平成13年2月10日
(4ウ 151・152号車) |
最終除籍日 |
平成13年3月日
(152号車) |
主な改造 |
昭和42年 二人乗務方式化改造
昭和58〜59年 車体更新工事施工(片運転台化・側面コルゲーション板無塗装ステンレス化・マーカーランプ撤去、車内デコラ板交換など)
平成2年 前照灯シールドビーム交換
平成3年 連結面・前面車掌台側2段窓化改造
平成6〜7年 車軸コロ軸化改造・手ブレーキ撤去 |
在籍車両
入・除籍日
一覧 | 車両番号 | 製造所 | 入籍日 | 除籍日 |
デハ151号車 | 東急車輛 | 昭和39年4月22日 | 平成13年2月 |
デハ152号車 | 東急車輌 | 昭和39年4月22日 | 平成13年3月 |
デハ153号車 | 東急車輌 | 昭和39年4月24日 | 平成13年2月 |
デハ154号車 | 東急車輌 | 昭和39年4月24日 | 平成13年2月 |
※車両番号をクリックすると各車両の詳細をご覧頂けます。 |
デハ150形車両は昭和39年に登場した、玉川線最後の新型車両です。デザインは同時期に製造されていた、当時の鉄道線の花型車両7000系の技術を使用して製造され、車体にはステンレスではなく、耐候性高抗張力鋼を使用しているものの、側面にはコルゲーション板が取付けられ、デザイン的には類似しています。なお、側面の一段降下窓は鉄道線に先駆けて採用されています。昭和43年には全車両が両運転台のまま「連結二人のり」2両連結改造が行われ、昭和44年5月の玉川線廃止後にも全車両が世田谷線に残り、昭和58〜59年には車体更新工事を行い、片運転台化のほか、側面コルゲーション板を無塗装のステンレス板に取替えました。旧型車両の引退が始まった平成11年以降も、台車を300系車両に流用しないことから全車両が残存していましたが、平成13年2月のノンステップ化に伴い、ホーム嵩上げの前日を持って一気に引退し、世田谷線から緑色の旧型車両は全車両の引退が完了、同時に東京急行電鉄から釣り掛けの響きも姿を消しました。
主要諸元表(数値は引退時) |
最大寸法 | 長さ13960mm×幅2308mm×高さ3870mm |
自重 | 18.0t |
定員 | 100(座席32)人 |
客室面積 | 25.17平方メートル |
集電装置 | PT-52形 |
台車 | TS-118形 |
駆動方式 | 釣り掛け式 歯車比59/14=4.21 |
主電動機 | TDK-540形 直流直巻補極付 定格出力60KW |
制御装置 | 直並列複式制御器 |
ブレーキ装置 | 直通ブレーキ・保安ブレーキ |
補助電源装置 | SIV(奇数号車のみ装備) |
電動空気圧縮機 | DH-25形 |
点灯装置 | 前照灯:2個 尾灯2個 客室内灯:10個 方向幕灯:2個 |
保安方式 | 車内警報装置 |
連結器 | 自動連結器 |
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1998年8月28日開設