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デハ87(104)号車紹介
製造年昭和28年

江ノ電601号車として保存されている元87号車
平成15年3月10日 宮坂区民センター内
製造所川崎車輌
元番号 デハ29号車
(鋼体化名義)
入籍日 昭和28年4月19日
(昭和28年12月16日鉄監第1213号設計変更認可)
改番年月日 昭和44年5月11日
(デハ104→デハ87号車)
世田谷線
での除籍日
昭和45年4月30日
江ノ島電鉄
での入籍日
昭和45年9月1日
(601号車)
江ノ島電鉄
での除籍日
平成2年4月28日
現在の保存場所宮坂区民センター内
履歴 昭和30年7月22日許可 パンタグラフ取付
昭和40年10月22日許可 蛍光灯変更(AC→DC)、前照灯・尾灯・尾灯予備灯の照度変更
その他特徴・江ノ電で引退後、宮の坂駅前に建設中だった宮坂区民センター内で保存展示することとなり、江ノ電極楽寺検車区で機器の一部取り外しと、世田谷線と同じ東急グリーン一色に塗りなおしを行ってから搬入され、平成2年から宮の坂駅下りホームに横付けされる形で展示されています。

■デハ87(104)号車→江ノ電601号車の活躍風景



■宮坂区民センター保存中の601号車

601号車は宮の坂駅前の宮坂区民センター内で保存されています。

601号車の説明板
木造車29号車からの歴史が綴られています。ちなみに、前面スタイルの変化図は江ノ電600形さよなら記念乗車券の裏側に記載されているものと同様です。

601号車車内
車内は江ノ電時代に改造を殆ど受けておらず、ニス塗りから塗装化されたほかは、ほぼ80形登場当時の原形を保っています。

特徴ある木製の椅子仕切り板もそのままに残っています。

宮の坂駅下りホームに横付けされる形に置かれています。

601号車連結面側
宮坂区民センター入口に合わせて設置されたため、道路には背を向けた格好になっています。

601号車運転台
マスコンは保存にあたって江ノ電タンコロ100形で使用されていた直接制御用のものに取り替えられています。

601号車運転台回り
こちらも登場当時の原形を保っていますが、運転台装置の大部分が保存にあたって取り外されており、ガランとした感じです。


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1998年8月28日開設