601号車は宮の坂駅前の宮坂区民センター内で保存されています。
601号車の説明板
木造車29号車からの歴史が綴られています。ちなみに、前面スタイルの変化図は江ノ電600形さよなら記念乗車券の裏側に記載されているものと同様です。
601号車車内
車内は江ノ電時代に改造を殆ど受けておらず、ニス塗りから塗装化されたほかは、ほぼ80形登場当時の原形を保っています。
特徴ある木製の椅子仕切り板もそのままに残っています。 | |
宮の坂駅下りホームに横付けされる形に置かれています。
601号車連結面側
宮坂区民センター入口に合わせて設置されたため、道路には背を向けた格好になっています。
601号車運転台
マスコンは保存にあたって江ノ電タンコロ100形で使用されていた直接制御用のものに取り替えられています。
601号車運転台回り
こちらも登場当時の原形を保っていますが、運転台装置の大部分が保存にあたって取り外されており、ガランとした感じです。 |