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上町駅付近の主な名所・旧跡
※ボロ市については
こちらをご覧下さい。
■主な名所・旧跡
・ボロ市通り
ボロ市の時には大賑わいのボロ市通りも普段は静かです。 |
ボロ市通りは毎年1月15・16日と12月15・16日に行われるボロ市のメイン会場となり、期間中は延べ100万人近くの人々で大混雑します。文化文政までは旧大山道として多くの旅人が行き交いましたが、普段は代官屋敷を中心に商店が建ち並ぶ静かな商店街です。毎年7月に行われる「ホタル祭りとサギ草市」でも露天が並び、賑わいを見せます。
ボロ市のついてはこちらをご覧下さい。 |
・天祖神社
天祖神社本堂 | 天祖神社はボロ市通りから奥に入ったところにあり、毎年ボロ市の開催中には隣の世田谷信用金庫とともに本部が設置され、境内付近で植木市や代官餅の販売が行われるボロ市の中心地となっています。 |
・世田谷代官屋敷
ボロ市通り沿いにある世田谷代官屋敷は、1737年に建てられ、代々代官として世田谷を治めた大場家一族が明治維新まで使用した屋敷で、東京都の史跡指定されており、その中でも表門、母屋は国の重要文化財にも指定されています。
・世田谷区立郷土資料館
入口付近には大山道標などが保存展示されています。 |
世田谷区立郷土資料館は、世田谷歴代の領主井伊家、吉良家、そして代官として世田谷を長年治めた大場家ゆかりの資料など、原始時代から現代に至るまでの世田谷の歴史資料を保管・展示する目的で代官屋敷の敷地内に昭和39年に開館されました。昭和62年に多目的室、特別展示室を設けた新館が増築され、現行の規模になりました。
2000点以上の古文書が保管されており、世田谷区内で出土された石器、土器や、世田谷にゆかりの深い絵画、文書などの資料が常設展示されているほか、年数回企画展も行われています。入場は無料です。 |
・世田谷城址公園
上町駅前の通りを北に進むと突き当たりに世田谷城址公園があります。世田谷城は室町から戦国時代にかけての吉良氏の城跡で、南北朝時代中期に築城されました。当時は、烏山川を掘にして、豪徳寺までを含む城でしたが、1590年の豊臣秀吉の小田原侵攻で領地を没収され、廃城されました。現在残る石垣の大部分は公園として整備するために近年製作されたもので、当時の石垣は江戸城築城の際に使われてしまい、南側の一部のみ現存しています。現在は小さな公園として整備されており、ここに城があったことを今に伝える小高い丘が住宅地の中のオアシス的存在となっています。
城址公園入口 | |
園内には当時の石垣が残っている部分もわずかながらあります。 |
・勝光院
上町駅から宮の坂駅方面へ線路の西側を歩くと、左手に勝光院の参道が見えてきます。勝光寺は1335年に吉良氏の菩提寺として創建され、境内には吉良氏歴代の墓が並んでいます。住宅街の中にあって、木がうっそうと茂る境内と、京都嵯峨野を思わせる竹林は一見の価値があるかと思います。
京都嵯峨野付近の寺を感じさせる勝光院の境内 | |
境内には竹林があり、世田谷の住宅街の中とは思えない雰囲気を醸し出しています。 |
・世田谷区立教育センター
教育センター外観 |
上町駅から世田谷通りを大蔵方向へ進み、2階建ての公衆トイレを目印に左折してしばらく行くと、駅から徒歩10分ほどで東急バス弦巻営業所の向かいに世田谷区立教育センターが見えてきます。
教育センターは、区民の学習・体験施設として設置され、世田谷区内で一番の蔵書数を誇る中央図書館、プラネタリウム、視聴覚ライブラリーなどがあります。渋谷の五島プラネタリウム亡き後、世田谷周辺で気軽に見ることの出来る唯一のプラネタリウムで、大人200円、小児100円(平成15年3月現在)で星空散歩をすることが出来ます。1日3回行われる投影は、土休日や学校休校日など限られていますので、おいでになる前に世田谷区のサイトなどで確認されることをお勧めします。 |
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1998年8月28日開設