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松原駅付近の主な名所・旧跡
沿線地図駅外観
■主な名所・旧跡
・六所神社
山下〜松原間の線路沿いにある神社が六所神社です。六所神社は1584年に府中の六所宮(現:大国魂神社)を遷宮したのが始まりで、それ以前は吉良氏が戦国時代に北方の守備のために設置した赤堤砦があったと伝えられていますが、この砦は現在の善性寺にあったという説もあり、定かではありません。なお、この砦が、赤土が出る砦(堤)として赤堤の地名の由来となっています。
境内の横を世田谷線が横切りますが、昭和29年まで神社の目の前に六所神社前駅が設置されており、現在でも線路の横に当時のホームのコンクリート基礎が残されており、当時の面影をしのぶことが出来ます。

六所神社参門

六所神社付近の線路沿いには、昭和29年に廃止された六所神社前駅上りホームのコンクリート土台が現在も残されています。

・赤松公園
松原駅から下高井戸方向に線路沿いを歩いていくと左手に赤松公園が見えてきます。赤松公園は昭和16年に開園され、線路沿いに並ぶモミジバフウの大木が目を引きます。草野球場を設けるほか、遊具設備も比較的充実しており、昼間は常に子供の遊ぶ姿が絶えません。春には桜が見事に咲き乱れ、横を通り過ぎる世田谷線と、園内に通された水辺などを見ながらの花見が楽しめる、隠れた花見スポットになっています。また、世田谷線をからめてドラマの撮影などでもよく使用されています。

桜の頃の赤松公園
写真奥を世田谷線の旧型電車が通り過ぎています。

赤松公園の目印となるモミジバフウの大木と世田谷線


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1998年8月28日開設